鶏肉と野菜の柔らか煮。
鶏肉は案外安価で手に入るし、美味しくて栄養価も高いすぐれた食材。
先日、ケンタロウ氏がNHKの「今日の料理」で
一人暮らしを始めた人のためのレシピをいくつか紹介していたものをヒントにして
やってみたレシピ。
先ず、鶏肉は
鶏肉の主に皮と肉の間に黄色い脂の部分を取り除く。(ケンタロウさんも言っていた)
この黄色い脂は美味しくないので、できるだけ取るようにするとよい。
でも、完璧に取れなくてもそんなに気にする必要はない。
そうしましたら、
まな板に鶏肉を置いて、塩を全体にまぶす。
鍋に多めにお湯を沸かし、
沸騰したら、その中に塩をまぶした鶏肉をそのまんま入れ、
再び沸騰したら、弱火にして、そのままことことことと、
45分くらい煮ていきます。
(時間が長いので、火にかけたまま忘れないように気をつけて。)
45分くらい経ったら、
今度は野菜を加える。
今回は、チンゲン菜が安くて美味しそうだったので、
洗って大きめのざく切りにして、鶏肉の鍋に入れる。
(野菜はチンゲン菜の他には、
煮込んで美味しいのは白菜。
あと、
キャベツなどは、シャキシャキ感がある程度残っていたほうが
美味しいので、
煮る時間は短時間に。
後は、ブロッコリなんかもいいかもしれない。
ブロッコリも短時間で。)
そのまま、さらに15分ほど煮たら、
鶏肉をまな板の上に取り出して切り、お皿に盛る。
この時に、最初にまぶした塩は煮汁に移っている部分が多く、
鶏肉そのものの味が薄くなっていると思うので、
好みで醤油や塩などでさらに味つけると美味しい。
チンゲン菜も取り出して、肉の脇に添え、
一緒にいただく。
鶏肉がとろーーっと柔らかくなっていて、
何ともいえない美味しさ。
チンゲン菜などの緑黄色野菜は、油分に本当によく合う。
鶏肉からの油分が染みて、これもまた美味しい。
そして、鶏肉を煮ていたスープは、
塩味も利いて、何にも入れなくてもそれだけで
美味しいスープになっている。
とき卵をまわした、
卵スープを作ってみる。
鶏肉スープを再び沸騰させたら、
みじん切りのネギなど(三つ葉とか、薬味の野菜なんでもよい)
を入れたら、
とき卵を入れる前に、
水溶き片栗粉を少々、スープの中に入れてよくかき混ぜておく。こうすると、卵を入れた時に、
キレイに固まって、さらに美味しくなる。
では、最後に、とき卵をさーっと箸を添えて滑らすように入れて、
すばやくかき混ぜたら、すぐに火を止めて、できあがり。
出汁もなんにも入れなくても、
まろやかで美味しい鶏肉の卵スープができる。
これらのレシピ、
家族にとても好評で、
鶏肉の柔らかさなども気に入ったようだった。
特に真中の高二生がとても美味しいそうに食べていがった。
ぜひ、お試し下さい。